音楽・映像鑑賞における直接鑑賞の感覚的効果-和太鼓を通じて-

音楽・映像鑑賞における直接鑑賞の感覚的効果-和太鼓を通じて-

和太鼓の魅力と力、そこに何があるのか

作品紹介

大学で和太鼓サークル「和太鼓 悳」に所属し、何のため・誰のために演奏するかを日々思考しながら演奏活動に取り組んできた。新型コロナウィルスの流行により、観客に演奏を直接見ていただく機会が無くなり、ライブ配信という間接的に演奏を見てもらう機会が増えた。
徐々に外部で活動が再開し始めた頃、直接と間接で演奏を見てもらう手段が変わると、演奏後の達成感が違うことに疑問をもった。
私は、表現者は自分達のパフォーマンスを直接見てもらい、身体で感じることを望んでいると考えている。
今回は和太鼓奏者及び関係者に絞り、直接鑑賞と間接鑑賞による感覚的効果、それに対する演者の考え方を調べ、どちらの鑑賞形態を望んでいるのか、どのような思いがそこにあるのかを報告する。

論文/2022年度



和太鼓 悳

瓜生山学園に置いて、1994年に結成。
京都芸術大学、京都芸術デザイン専門学校の学生で構成されているチームです。
和太鼓を通し、「心・技・体」をテーマに、身体を鍛え、技を磨くだけでなく、自分自身や仲間と向き合い、心を成長させていくことを目視し、日々練習に励んでいます。


「令和4年 和太鼓 悳 卒業公演」をもって、私は「和太鼓 悳」を卒業します。
喜怒哀楽を共に過ごした仲間たちと一緒に最高の公演を作ります。
チケット購入は下記プロ―フィール欄のメール、又はSNSのDMにてご連絡ください。

心よりお待ちしております。


展示

2022年度 京都芸術大学 卒業制作展
日時:2023年2月4日(土) 〜 2月12日(日) 10:00〜17:00
場所:TN高原校舎 RF|TN22
   〒606-8242 京都府京都市左京区田中高原町25


執筆者

池永 亮介

Ryosuke Ikenaga

2001年生まれ 和歌山県出身
高校時代より映像を作る仕事に興味を持ち、京都芸術大学へ入学。
助監督をはじめ、制作や録音などの現場経験やVFXなどのポストプロダクションの経験を積む。
小学校から経験していたこともあり、入学と同時に大学の和太鼓サークルに所属。現在は部長を務めており1回生から4回生まで回生を問わず仲間とともに日々活動している。
卒業制作では映像と和太鼓を題材とした論文という未開の領域へ足を踏み入れる。

mail: r-ikenaga2506@st.kyoto-art.ac.jp



作品へのコメント

この4年間、学科とは別に和太鼓にも力を入れてきました。
何のために誰のために演奏をするのかを考えながら活動し、和太鼓には他の楽器やパフォーマンスにはない特別な「何か」があると感じています。それを私なりに考え、研究し4年間の集大成としました。少しでも興味を持たれましたら是非一度、和太鼓の演奏を見にいらしてください。


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