翅

全員マイノリティ


予告編

作品ジャンル

映画

作品紹介

正直者が馬鹿をみる。
ルールは破ったもん勝ち。
「ちゃんと映画を撮れた」
“ちゃんと”ってなんだよ。泣いて詫びろ

三井(企画)が自身の受けてきた虐待など、負の記憶をミュージカルコメディとして成仏させようと組を設立。
しかし組員はコロナ対策のガイドラインを厳守するため教員に軟禁され企画は破綻する。


お知らせ

卒業制作展でのアフタートークを録画配信しています。

中脇健児さん『場とコトLAB』代表(大阪芸術大学特任准教授)
✖️
村田サスケ『翅』(監督)


CAST

​三井 康大 ​Kota Mithui

1998年生まれ 大阪府出身

仮面ライダーを心の支えに幼少期を生きる。育ての親は兄。自慢の弟になるのが目標。

出演作:唯野浩平監督『ムチノセカイ』警官役

藤野昭輝監督『うつしびと』主演

松永侑監督『トータス、泳ぐ。』主演

作品へのメッセージ

撮影時期は頻繁に「包丁じゃ死なない父親に犯される夢」を見て泣いて起きていました。

STAFF

企画三井康大
監督村田サスケ
編集大西由人
制作宮田颯
衣装平井茉里音
宣伝広告西川裕太
演出温少杰 永富大輝 岡実沙紀 山田雅貴

監督

​村田 サスケ ​​Sasuke Murata

1998年生まれ 東京都出身

高校時代はコンピューターゲーム制作に没頭し、『盆走り』でUnityインターハイ技能賞を受賞。映像の演出に興味を持ち、京都造形芸術大学映画学科に入学。

大学入学以降は映画美術と演出を中心に、多くの映像作品に携わる。

本作が初監督作品。

作品へのメッセージ

いかにして簡単に卒制の単位を取ろうかと考えていたある日、三井という変人に「三井組の監督をやらないか」と声をかけられ、戸惑いながらも監督という肩書きを背負いました。一年経った今でも戸惑っています。監督という肩書も、三井という変人も、作品も、遥か遠い存在のように感じています。しかし、それらと僕は決してただの他人ではなく、形容できない奇妙な何かで繋がっていて、お互いに強く影響を与えあっています。作品を観て頂いた方々とも、作品を通して奇妙な何かで繋がることができたら、この上なく幸せです。


SOTSUTEN 2020

京都芸術大学 映画学科

映画

作品へのコメント

  1. なんだかんだで会場で2回、オンラインで1回、計3回見ました。
    コロナで何もかもうまくいかなくて、想いが溜まって殴りかかってくるような映画。コロナ禍を正面から描いた、想いをぶつけたって意味では貴重な作品だと思います。
    合評で酷評された?ってことらしいけど、ひたすら殴り掛かってくるのでボコボコにされて当然なのかもしれない。
    でも不思議なもので僕も三回殴り返しながら見ましたが、3回も殴り合うとなんか少年漫画でよくあるような友情のようなものも感じました。相当苦しかったんだろうな、この表現方法しか選べなかったんだろうな、とか。今度は仲よくしような、とか。
    変な言い方ですが、顔殴り合っても双方やる気でカッカ来てる時は中々勝負決まらない。ボディの方がダメージでかい、とかストロークが自分より長い相手だと距離とるかうちに入るか、寝技に持ち込むか、なんかそういうテクニックがもう少し見えたら結構いい勝負に持ち込めたんでは?もっと本気で勝とう、少なくともタイに持ち込もうって戦略があればって感じでした。
    それを映画の技に例えれば何になるのか?それは作品を作った状況とか監督・役者・スタッフの個性によって変わってくると思います。
    とりあえずは、そこまでいいパンチじゃなかったけど、まだ僕の心と体の何処かに痛みは残ってます。まだまだ作り続けて、演じ続けてください。

  2. 卒展って、そもそも長編じゃなくていいのかな?今回だけ特別?
    人はいろいろ、人はそれぞれ、型にはまりたくない人たちが撮った映画なのかな。
    ホラーで怖かったっていうのが正直な感想で、オルゴールってこんなに怖いんだ…。
    アフタートークを見ずにはいられなくて…(笑)
    タイトルの漢字のなりたちには、とても勉強になりました。
    こだわりが凄くて、
    得意分野でみなさんがこれからもご活躍されることを祈念しています。
    お疲れ様でした。

    • 植原美加さん
      コメント、ご視聴ありがとうございます。
      京都芸術大学映画学科では、卒制において規定の尺等があるわけではないそうです。
      また、映画以外にも、写真やインスタレーション、映画以外に関する論文やエッセイもございます。
      逆に、映画学科以外にも映像作品を卒業制作としている学生がいます。
      アフタートークまで観ていただけて嬉しいです。ありがとうございます。

      • そうだったんですね!
        大変失礼いたしました!
        ご丁寧に返信いただきありがとうございます。
        観る人それぞれの想いを知ることができる素敵な場であるD STUDIOでしたね。

  3. 怒りという感情はそれをぶつける対象があってこそで、今年は行先を見失ってしまった怒りが世界中できっとたくさん生まれて、私もなんともいえない怒りを何に対してなのかわからず持っていて、なんだかそんな表しようのない気持ちが表現されている気がしました。みた後になぜかスカッとしました。

  4. 最後ふたりが殴り合う屋上の柵が、とても鋭利なものに感じられた。画面の中でたびたびふたりの身体を貫いて、今にも画面の外にいる私の目に飛び込んでくるような不安感を抱かせる、白い柵。

  5. とても心にグサリと来ました。
    制作者の方々と同じ気持ち、感情になれたかは分かりませんが、映像が進むごとに自分の中にある心の弱い部分にゆっくり刺し込まれていきました。
    優しくなりたい、優しくなれない、泣きたい、上手く泣けない、自分を守るための手段がどんどん汚くなって、それがかえって自分を苦しめてしまうような負の連鎖を感じました。
    映画をみたあとに作品紹介を見て、これは”昇華”であり、”傷を抉る行為”だと勝手ながら解釈させていただきました。
    不安で泣きそうなこの作品が、私は好きです。
    幸せだと感じられる時間が、歳を重ねる毎に増えるように、自分の生き方で沢山もがいて下さい。

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