さみしくない道を選んで帰る

だんだんと変わりゆく場所。あらわれたりいなくなったり、とどまったりするひとたち。

人を人としてみること。京都のまちで、誰かと出会い誰かと別れ、誰かを想ってみる。


『小さな鳥』

作曲:ちゆ ツムギ 歌:ツムギ ギター:ちゆ レコーディング・ミックス:浅田龍一 冨山侑起

 


すこし長い道のりをひとりで帰るとき、好きな音楽を聴きたくなりませんか。
用もないのに、近くのコンビニに入ってしまうことはありませんか。
待ってるひとがいて、まっすぐ家に向かいたい日はありませんか。


だんだんと変わりゆく場所
あらわれたりいなくなったり、とどまったりするひとたち。

わたしたちはみんな、自分にとっての「さみしくない道」を選んで帰っているのです。
この映画に生きる彼らも、そんな毎日を過ごしています。


そしてもし、この映画があなたにとっての「さみしくない道」になれたなら、
それほど嬉しいことはありません。



🚶🚶‍♀️🚶‍♂️


予告編


物語(あらすじ)

 アイドルグループ『さみしくない道を選んで帰る』のメンバー・ツムギ(20)が好きな大学4年生の朋未/ともみ(22)は、京都に住んでいるいとこ・在咲子/あさこ(25)の家に居候をしている。
 在咲子は高校の養護教諭をしているが、家事が苦手で恋愛気質なところがあり、年下の朋未が度々年上のように思えるようなふたりの暮らし。
 卒論を執筆してはツムギの情報をチェックする、バイトから帰ったらツムギのグッズを開封する。就活も終えている朋未は、大学卒業に向けてそんな落ち着いた日々を送っていたが、ある日、ツムギがアイドル活動を卒業することが発表される。
 しかしそこで何が変わるわけでもなく、朋未の、朋未の周りの人びとの毎日も、ただ進んでいくばかり。

朋未の大学の同期・平松/ひらまつ(21)。まちをさまよう青年・ショウ。
曇った平日の鴨川デルタ、もうすぐ閉店する駄菓子屋、
ある家族が法事をおこなうお寺、だれかをおくる大文字の送り火。

 たとえばアイドル。そのファン。そしてたまたまそこには関与していないひとも、京都というまちで、いち人間としての時間をただ生きている。


映画|2023年|90分|カラー|デジタル|1:85:1|Stereo


CAST

西澤花香/朋未(ともみ)役
Nishizawa Hanaka

2000年生まれ。滋賀県出身

主な出演作品
カンパニュラの少女』(監督:安本未玖)
『ここに私、あなたと』(監督:角木理沙)

作品へのメッセージ

大切に思える人の存在が、近くにも遠くにもあります。近くにいる人の方が笑顔にできたり傷つけたりも簡単に出来るけど、遠い人はと知らないうちに傷つけて、こっちもそれに気付けない。関係性や距離、目に見えない想いなどを考えながら、制作に携わっていました。


松山 菫/在咲子(あさこ)役
Matsuyama Sumire

2000年5月3日生まれ。大阪府出身

・AbemaTV「恋する週末ホームステイ」第二弾 大阪女子
・映画『スカーフ』的場政行監督(SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019 国内コンペティション短編映画部門ノミネート作品)原案・主演
・短編映画『継ぎの物語』下山天監督(有限会社楽映社)主演

作品へのメッセージ

在咲子ちゃんと共に歩いてきた2022年の夏。
器用に生きていける人ではないけれど、そんな彼女のことが私はとても大切です。
この作品が、あなたの隣にそっと居させてもらうことができますように


原光多郎/平松(ひらまつ)役
Hara Kotaro

2000年5月25日生まれ。愛知県出身

・映画『チョコレートクラウン』(2021)時任こよみ役

小学生の頃から映画や舞台が好きだったため、高校ではデザイン工学を学ぶ。
次第に映画のセット、宣伝用のフライヤーなど少しでも携われる仕事をしたいと考え映画学科へ進学するが、入学してからは自身が前に出たいという気持ちが強まり、俳優部を志すことを決意。

作品へのメッセージ

自分の人生になにかきっかけとなるようなものが起こることを期待しつつ、いつも通りの生活を送る。なにかが起きたら人生が変わると信じて。例えば、人から貰ったものだったり、人との関わりだったり。意外ときっかけはいつも通りの生活にありふれている。でも、自分で”それ”がきっかけだと思わなければ、何も変わらない。たとえ、その瞬間じゃなくても”それ”を思い出すことが出来たのなら自分の人生を変えるきっかけになると思う。


岡本大地/ショウ 役
Okamoto Daichi

2000年11月7日生まれ。静岡県出身

京都芸術大学 卒業制作作品として、
2019年『静謐と夕暮』(梅村和史監督)
2023年『ともしび祈』(伊澤萌音監督)
2023年『さみしくない道を選んで帰る』(柏原音生監督)に出演。

作品へのメッセージ

日常生活の中でも、映画的な瞬間というものが存在している。そこに劇的な変化や可能性が無くとも、そこに居た瞬間は確かにあった。と感じながら製作しました。


竹内 櫻/ツムギ 役
Takeuchi Sakura

2000年11月13日生まれ。愛知県出身

京都芸術大学 短編制作として
浮かぶかたつむり』(2020)
中編制作として
チョコレートクラウン』(2021)
に携わる。

作品へのメッセージ

眼差しが意識的に、無意識的に紡がれていく。その街のあたたかさや歩幅を、すこしでも観ているひとに触れてもらえたら、と思いながら作りました。


CREATOR

柏原音生/企画・監督
Kashiwabara Neo

2001年2月14日生まれ。東京都出身。

高校時代は都立総合芸術高校で日本画を学んでいたが、いくつかのきっかけで映画製作の道を志す。
大学1回生時、北白川派第8弾『CHAIN/チェイン』(福岡芳穂監督)で初めて現場に足を踏み入れる。次第に自身で演出をしてみることに興味を持つようになり、3回生時に中編制作ゼミで演出・撮影を経験する。
企画・監督作品は本作が初となる。

演出作品に『チョコレートクラウン』(2021)、
助監督作品に『浮かぶかたつむり』(2020)、『WATCH OVER!!』(2021)がある。

作品へのメッセージ

大学卒業に向け、映画学科生活を過ごしてきた部屋の整理を徐々にはじめた。
カラーボックスに積み重なった書類のあいだに、いつかったかもわからない、誰とするつもりだったのかもわからない未開封の花火セットが挟まっていた。
朋未と在咲子が暮らす家のテレビ台にも、おんなじものがある。

この映画を撮り終えてから家の付近をうろついていると、どうにもさきほどまで同じ道を、あるいは一本となりの道を、この映画のなかのひとたちが歩いていたような気がしてなりません。

どうぞよろしくお願いします。


勝井翔太/撮影・照明
Katsui Shota

2000年9月30日生まれ。京都府出身

目標もなく生きている中で、あるきっかけで多くのクリエイターと出会い、その影響でカメラマンを目指すようになる。

・『距離感』(2020)撮影
・『あいいろ』(2020)撮影
・『二度寝の夢の続きがみたい』(2021)撮影

その他、MVなどプロモーション系映像や音楽LIVEの撮影経験などがある。

作品へのメッセージ

日常の中で起きる出来事
今回の作品ではカメラを振る際に色々な選択をしなければいけませんでした。
脚本がなく1つの出来事がある中で、その場にいる人物がどう動くのかは分かりません。当たり前ですが人というのは自分の想像通りに行動することはありません。1人1人に意思があります。その中でこの瞬間自分が誰を撮るべきで、撮るべき対象をどのタイミングで変えて行くべきなのか常に考える必要がありました。
目を凝らせば見えてくる、1人1人の日常を皆様に観て頂きたいです。


紙屋陽子/録音・整音
Kamiya Yoko

2000年9月10日生まれ。千葉県出身

ハロー!プロジェクトが大好きです。

【お知らせ】
アンジュルム  NEWアルバム
『BIG LOVE』
2023.3.22 ON SALE!!

作品へのメッセージ

普通でも特別でもない自分や他者という存在、そこにある暮らしを大切にして真っ当に生きていきたいです。皆さまの心と身体がいつまでも健康でありますように。


STAFF

企画・監督:柏原音生
撮影・照明:勝井翔太 柏原音生
録音:紙屋陽子 原光多郎 岡本大地
美術・衣裳:松山 菫 西澤花香
制作応援:鈴木美由紀 大城ひなた
編集:柏原音生 岡本大地
グレーディング:勝井翔太 柏原音生
整音:紙屋陽子 原光多郎
宣伝:西澤花香 松山 菫
タイトルデザイン:松山 菫
グラフィックデザイン:Twangboy mas :p
メイキング・劇中映像撮影:渡部一途
楽曲制作:ちゆ
レコーディング・ミックス:浅田龍一 冨山侑起
劇中曲『小さな鳥』
録音・整音指導:吉田憲義
担当教員:福岡芳穂 水上竜士 鈴木一博

©︎2022年度京都芸術大学 映画学科卒業制作 柏原組


GARELLY


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#SOTSUTEN2022#京都芸術大学 映画学科#映画


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