闇を漂泊する

闇を漂泊する

インスタレーション/2021年/20分

久しぶりに家を出た。
世界の音を聴きに、真夜中の街に出た。
いつも歩いていた道なのにどこか、
知らない場所に来てしまったような。
闇に照らされ、目が覚めた。光の暴力さ、眩しさ。
ちょっとした車の音が、怖かった。


利倉 圭悟

Toshikura Keigo

2000年3月5日生まれ
和歌山県、奈良県、大阪府出身
身長178cm
血液型O型

幼少期から絵を描くことが好きで、漠然とモノを作る仕事につきたいなと考えていた。「レッドカーペットを歩いてみたいな」という憧れから、映画の道を志す。

作品へのメッセージ

自身の記憶によって意味が生まれているその場所へ、新しいカメラを連れていった。僕が変わってしまったのか、その場所が変わってしまったのか。わからないまま採集し、そのズレを忘れないように繋ぎ合わせた。何かを得たような、しかし同時に何かを失ったような、そんな旅をしました。


川波 知弘

Tomohiro Kawanami

1999年8月26日生まれ
大阪府寝屋川市出身
身長170cm
血液型AB型

ある日テレビのバラエティ番組で使われているBGMに、映画のBGMやアニメのBGMが使われていることをきっかけに、映画音楽や音響の道に興味を持つ。
大学入学後、映画の基礎について学び、その後映像に音をつけるフォーリーやフィールドレコーディングに力を入れる。

作品へのメッセージ

​​映像に合っている音をつける。今回はその常識を少しはずし、映像と全く違う場面の音、音が存在しない「写真」に音をつけて「写真」を撮られた空間の時間を表現できるか挑戦してみました。


浅田 優月

Yuzuki Asada

情報デザイン学科 X-tech Designコース
1999年5月1日生まれ京都府出身
身長153cm
血液型B型

作品へのメッセージ

身体がまとう皮膚を剥ぎ、それを再度縫い合わせる行為を繰り返していました。今回はできる限り部屋を出て、しかしその場で一番遠くに行ける方法を模索しながら、そこにあるものを一つ一つ採集しました。


トークイベント

利倉監督と『 WHO CAME FOR HELP ? 』の中林監督がお互いに作品について語り合う!!


この作品ができるまで

2021年 冬のある日。私はふと部屋の外へと出かけた。
ほぼ1年間、ずっと部屋にいてたからわかる、この世界の実感。これを作品にしようと思った。

type1

そこから、カメラを購入し、私が感じた世界を記録していった。
山へ出かけたり、体を動かしたり、そして映画を見たり。2021年を通して、私たちはこの肌で世界を感じた。

感じた世界をそのままに 映像を紡いで作品に仕上げました。
私たちが感じた世界を、ぜひ直接体感して下さい。

利倉 圭悟


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