牡丹を喰む

牡丹を喰む

⾃分を捨てた⺟を待ち続け、⾼校を中退して⼯場勤務とバイトの掛け持ちをして⽣きる今野柚⼦(19)と、社会不安障害から⼤学卒業後に職場を転々としてきた柴⽥いち(23 ...

作品紹介

⾃分を捨てた⺟を待ち続け、⾼校を中退して⼯場勤務とバイトの掛け持ちをして⽣きる今野柚⼦(19)と、社会不安障害から⼤学卒業後に職場を転々としてきた柴⽥いち(23)はそれぞれ「⼈間の賞味期限」が切れていると感じている。柚⼦は、⾷品加⼯⼯場でいちとペアを組み、⾷品に賞味期限のシールを貼るアルバイトに明け暮れる。柚⼦といちは、まだ⾷べられるのに美味しく⾷べられないとされる賞味期限が切れたパンを「⾃分」と重ね合わせてしまう。

人は誰でも、何かを買い、それを消費することで生きています。子供の頃は何を買うにも吟味していたはずが、大人になるにつれて次第に当たり前のことへと変わっていきます。そんな「物の消費」に埋もれてしまったこの世界に生きる2人の人間のお話です。

映画(ドラマ)/2021年/カラー


『 喰む 』それは量ではなく質を食べるということ。生きること喰む。こんな「モノの時代」に生き踠いているからこそ、目の前にいてくれる人を一心に喰んで、生きていけばいいんだと伝えたいです。


CAST

西澤花香、日下皓登、渡部一途、寺田智彦、山﨑龍吾


STAFF

和泉沙里、平田えみり、大岩明日香、高田彩加、西山ことみ、西澤花香、西垣聡美


製作

『牡丹を喰む』製作チーム


スチール


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