【新年度特集】

14期生(4回生)と15期生(3回生)が2021年度と2022年度の実習授業(ゼミ)で制作した作品を特集しています。


新入生のみなさん、16期生のみなさん。

これまでわたしたちが立ち止まったり、寄り道をしたり、3歩進んでは2歩下がったりを繰り返しながら歩んできた〝あしあと〟に何かを見つけてもらえたら嬉しいです。よかったら覗いてみてください。

また、ここで公開している作品はほんの一部です。これからもきっと色んな想いが形となって作品が生まれていくことでしょう。

きらめく瞬間と青い校舎にいる仲間たちとともに、みなさんが歩みを進めていくことを楽しみにしています。

ぜひ感想や意見、気になったことなど直接聞いてみてね。きっと喜んで話してくれると思います❇︎


*14期生

『水魚の交わり』2021年度短編Aゼミ

中学三年生の魚住と水城。二人は共通点が多く、登下校を共にしている。
いつもと変わらないように見える日常の中でも少しづつ二人は変化していく。
水城の存在を追いかけた魚住が辿り着いた先とは…。

『境域』2021年度短編Aゼミ

人間と人型アンドロイドが混在する世界。これはある夫婦の物語。ある日、夫は妻に対して以前から抱いていた“ある疑惑”を打ち明ける。話を逸らす妻に夫は強く迫るが…。

『せなかあわせ』2021年度短編Aゼミ

12歳の男女が背中合わせになって座っている。ふたりは好きな本や趣味、考え方や見ている景色も違う。遠いようで近く、近いようで遠い。だが、お互いにとってかけがえのない存在。本にまみれた小さな空間でのふたりのひとときを詩的に紡いでいく。

喫茶変』2021年度短編Cゼミ

賭け事ばかりで錆び付いたような毎日を送っている大井祥太は、高校時代からの仲間で唯一の友人・佐々木祐介を行きつけのカフェで待つ間、そのカフェの店員・麻里に恋をしてしまうー。

『まばたき』2021年度短編Cゼミ

幼馴染であるひかりと美空。中学では常に一緒で親友だった。同じ高校に進学する二人だが、徐々に美空はひかりと関わらないようになる。崩れていく二人の関係。親友に戻れる日は来るのか。高校生の心の葛藤を描いた物語である。

『焦点』2021年度短編Dゼミ

高校を卒業した春休み。愛子の元へ突如、幼馴染の陸が姿を現す。
傷を消した“愛子”と残した“陸”。
6年間の隔絶を経て、2人は互いの孤独に触れる。

『はなのなまえ』2022年度脚本ゼミ

中学最後の夏休み、園子は祖母の家の近くで”自分らしく踊りたい”と望むバレリーナの守と出会う。園子と守は次第に自分の心の「ひみつ」を打ち明け合うようになる・・・。こどもでもおとなでもない、そのあいだの物語。

*15期生

『からまり気になる殻鞠くん』2022年度短編Aゼミ

いつも成績トップの完璧な男、殻鞠樹仁成男(17)は、 その名の通りどうしても“絡まっているもの”が気になってしまう性格だった。 絡まったものを見つけては解くことを繰り返していた彼がある日出会ったのは、 同じ委員会のピュアな女の子、粗井真由子(17)。 しかし、彼女は絡まったイヤホンも全く気にせず使うような性格だった! 正反対の出会いに、殻鞠は世界で最も複雑な絡まりに巻き込まれる!!!

『(仮)面』2022年度短編Cゼミ

恋人と誕生日パーティーをしている悠里の元に、次々と予想外の来客が訪れる。 来客の知らない一面を知って、悠里の(仮)の顔は、どう変化していくのか。

『KANIE』2022年度短編Cゼミ

彼女がお腹に隠しているものとは。

『願えば』2022年度短編Dゼミ

ある日母親の事故の連絡が入る。意識不明になり数カ月、倉橋奈津子は大学を休学し働く。一方で、弟の怜は仏像に願うようになる。

『タカハラ・ストーリー』2023年度 自主制作

京都芸術大学映画学科の学舎”高原校舎”で生きる学生たちの、苦悩と葛藤を抱えた青春物語